みみず6月3日読了時間: 1分5つ星のうちNaNと評価されています。乾いた土の上で行き場を捜し身を消耗させるミミズを見て、其れがただの通りがかりの風景として捉える事が出来なかった。誰もいない田舎町の陸上競技場に所在ない身を置き、一番端っこのレーンを淡々と走り回っている小さな自分と重なった。弱り果てたミミズを抱きかかえる様にそっと摘むと、意外にも彼は激しくくねくね悶え抵抗した。去年のあの瞬間が蘇える。ふさわしいところで安らかにと願った。
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